お知らせ

2024-08-30

苦戦しまくった軒天井

M様邸の軒天井。

木目が見えたので木かなぁと思って近づいてみたら、まさかのプリント合板(˘・_・˘)

経年劣化でプリントがあちこち剥がれていて、さらには固定のタッカーもはずれ軒天が落ちかけている状況。

美観も損なっているし、このままでは躯体にも影響を及ぼしてしまう!

本来なら張り替えレベルの傷み具合だが、M様の希望もあり塗装で何とか頑張ってみます。

ということで、ひたすらスクレーパーとペーパーを使ってケレン作業。

腕がパンパンになるまでケレン。剥がせるだけ剥がしたら、お次は補修。

タッカーが外れている箇所を釘で再固定。

ここまではまずまず順調。

しかし、これからだ。

本来軒天井は、ケレン後に上塗り2回がマスト。

だが、今回はそうもいかず、下塗りを入れないと新しい塗膜と素地が密着不良を起こし、早々に剥がれの原因になりそう。

でも、下塗り…何塗ろう。

今までの経験を踏まえて色々と考慮した結果、二液のエポキシ系塗料をチョイス。

本来はサビ止めとして使用される塗料。これを下塗りに選択。

しっかり塗り込んで乾燥したら、いよいよ上塗り。

だが、予想に反して上塗りの色がなかなかとまらず、本来は2回塗りのところ5回も塗装したため、苦戦しながらもめっちゃ強い天井が仕上がった。

塗装前の軒天井が思い出せないくらい変わった。めっちゃきれいになった。

なかなか苦戦したけど、いい仕上がりになった。

他も頑張って仕上げよーっと😊